2009年03月02日

VMware Server【ヴイエムウェアサーバ】

【属性】Application(サーバ仮想化ソフトウェア)
【開発・提供】VMware(ヴイエムウェア)
【対応プラットフォーム】Windows/Linux
【公式サイト】
Created Date: 09/03/02
Modified Date:
【解説】
米EMC傘下のVMwareより開発、提供等が行われているWindows/Linuxベースのサーバ仮想化ソフトウェア。「VMware GSX Server」後継として、米国時間2006年7月12日付にてイニシャルリリースに相当する「VMware Server 1.0 Build 28343」がリリースされている。

カーネルモード(特権モード、スーパバイザモード)における各種命令をハードウェアレベルにてハンドリング可能な「Intel VT-x(Intel Virtualization Technology)」「AMD-V(AMD Virtualization)」をサポートする他、Webベースのマネジメントインターフェイス「VI Web Access(VMware Infrastructure Web Access)」等に対応している。また、豊富な仮想アプライアンス(Virtual Appliance Marketplace)や各種VMwareラインアップとの互換性等、仮想化ソリューションにおけるリーディングベンダならではの種々のメリットも特徴の一つとして挙げられる。

VMware Server 2.0(「Beta 1 Build 63231」〜「Build 122956」)

米国時間2007年11月13日よりテストリリースが開始されたアップグレード相当の当ブランチでは、約10ヶ月の期間に2度のBeta、2度のRelease Candidateを経た後、翌2008年9月23日(米国時間)付にてGA版に相当する「Build 116503」がリリースされる事となる。当ブランチにおける主な特徴として以下の項目等が示されている(主要項目抜粋)。
  • Webベースのマネジメントインターフェイス「VI Web Access」を実装。エンベデッド仮想マシンコンソール(組み込み型仮想マシンコンソール)、及びカスタマイズリモートコンソールURLの作成機能等を包含する他、実行されているタスクに基づくコンテキストセンシティブなヘルプファイルを埋め込み
  • リモートクライアントデバイス。「VMware Remote Console」を通じて「VI Web Access」から独立した仮想マシンコンソールにアクセス可能となった他、ホストコンピュータに物理的に接続されていないデバイス(CD-ROM等)に対するアクセス等を実現(必要に応じてコンソールウインドウをリサイズ可能)
  • 仮想マシンに対して最大8GBのRAM容量を割当可能に
  • 仮想マシンにおいて最大2コア(2way)の「Virtual SMP(Virtual Symmetric Multiprocessor、仮想対称型マルチプロセッサ)」を実装
  • 単一ホストOS毎に最大64仮想マシンを利用可能に
  • 64bitゲストOS(x64)のサポートを追加(「Intel VT-x(Intel Virtualization Technology)」が有効化された「Intel EM64T(Intel Extended Memory 64 Technology)」、或いは「AMD64」何れかのアーキテクチャに対応したコンピュータにおいて利用可能)
  • 仮想マシン、及びゲストOSに対して自動化されたプログラミングインターフェイスを提供する「VIX API 1.2」をサポート
  • 「Transparent Paravirtualization(透過的準仮想化)」を有効化すべくした「VMI(Virtual Machine Interface、仮想マシンインターフェイス)」のサポートを追加。ゲストOS間、及び仮想化レイヤ間において各種コミュニケーションが可能に
  • USB 2.0デバイスに対するサポートを追加
  • 仮想マシンのオートマチックスタート。BIOSセットアップユーティリティにおいて、仮想マシンをダイレクトにブートするためのオプションを追加
  • マルチレベルアクセスコントロールを導入
  • 「VSS(Microsoft Volume Shadow Copy Service)」に対するサポートを追加
  • 「VMCI(Virtual Machine Communication Interface)」に対するサポートを追加。仮想マシン、ホストOS間、及び同一ホストOS上の複数仮想マシン間において高速、且つ効率的なコミュニケーションを実現
  • 汎用的なSCSIパススルーデバイスに対するサポートを追加。仮想マシンに対する一部SCSIデバイス(テープバックアップデバイス等)の接続をサポート
  • オンザフライによるディスク拡張をサポート。動作中の仮想マシンに対してSCSI HDD、及びコントローラ等を追加可能に
その後、同年10月29日(米国時間)付にて種々の互換性改善等を主目的とした「VMware Server 2.0 Build 122956」がリリースされる事となる。

タグ:VMware
posted by Flipper at 14:41 | 【V】