2010年01月31日

vmrun【ヴイエムラン】

【属性】コマンドラインインターフェイス(コマンドラインツール)
【開発・提供】VMware(ヴイエムウェア)

Created Date: 10/01/31
Modified Date:
【解説】
米EMC傘下のVMwareより開発、提供等が行われているコマンドラインインターフェイス(コマンドラインツール)。サーバ仮想化ソフトウェア「VMware Server(Windows/Linux)」、デスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion(Mac OS X)」「VMware Workstation(Windows/Linux)」等、VMwareによる各種仮想化ソフトウェアに伴われる形にて提供されており、各種パワーオペレーションやスナップショット等、任意の仮想マシンに対して(コマンドラインを通じて)様々な制御を行う事が可能となっている(「VMware Fusion」においては、米国時間2008年9月15日付にてリリースされたVer.2.0より正式に実装されている)。

Mac OS X環境(VMware Fusion)における利用

「vmrun」は、「Terminal(ターミナル、/Applications/Utilities/Terminal.app)」を通じたローカルからの制御の他、sshを通じたリモートからの制御等にも対応しており、「start」コマンド(任意の仮想マシンを起動するためのコマンド)を利用する際の基本的な書式は以下の通りとなる(「vmrun」はデフォルトで「/Library/Application Support/VMware Fusion/」に属している。同ディレクトリには標準でパスが通っていないため、「vmrun」を実行する際には別途にパスを指定するか、或いはPATH環境変数に追加する等の処置が必要となる)。
vmrun start /path/to/vmname.vmx [gui|nogui]
「vmrun」における「start」コマンドを実行
↑Windowsサイドのsshクライアントを通じて「vmrun」における「start」コマンドを実行(クリックで拡大)

「start」コマンドでは以下のパラメータが指定可能となっている(パラメータを指定せずに実行した場合には、下記リストの「gui」にて起動される事となる)。
  • gui……GUIコンソール(VMware Fusion)を伴いつつ、シングルウインドウモードにて起動
  • nogui……ヘッドレスモードにて起動(GUIコンソールを伴わずして「vmware-vmx」のみがバックグラウンドにて単独で起動)
その他にも「vmrun」をオプションなしで実行する事により、利用可能なコマンド、パラメータのリスト等を確認する事ができる。尚、パワーコマンドに含まれる「Pause」「Unpause」は「vmware-vmx」プロセスをメモリに保持しつつ、CPU使用率が1〜2%程度に保たれる事となる(「VMware Fusion」では、米国時間2009年12月10日付にてリリースされた「3.0.1 Build 215242」の段階において、「Pause」「Unpause」はGUIコンソールからは制御する事ができない(「vmrun」を通じてのみ利用可能な機能となる))。

※VMware Community等を通じて提供されている「Automator」アクションは、「vmrun」における一部のコマンドを「Automator」から制御したものとなる。また、Koi Productions(Eric Tung氏)からは「vmrun」の利用に特化したGUIベースのsshクライアントとして「PMRC(Poor (wo)Man's Remote Control)」と称されるアプリケーションも提供されている。

タグ:VMware
posted by Flipper at 04:00 | 【V】