2012年01月27日

OVA【オーヴイエー】

【正式名称】Open Virtualization Format Archive
【種別】フォーマット(仮想マシンフォーマット)
【開発・提供】Distributed Management Task Force

Created Date: 12/01/27
Modified Date:
「VirtualBox」における「OVA」エクスポート
↑「VirtualBox 4.0(Mac OS X版)」における「OVA」へのエクスポート(クリックで拡大)

【解説】
仮想マシンフォーマットにおける標準規格「OVF(Open Virtualization Format)」 にて規定されている仮想マシンフォーマットの一種。正式名称は「Open Virtualization Format Archive」、拡張子は「.ova」。

OVFと同様に、標準化団体DMTF(Distributed Management Task Force)より策定、標準化等が行われており、当該仮想マシンにおける種々の構成情報、及び属性情報等がXML形式にて記述された構成ファイル(.ovf)、vmdk(Virtual Machine Disk Format)、vhd(Virtual Hard Disk)等の対応する仮想ディスクイメージ、個々のファイルのハッシュ値等が格納されたマニフェストファイル(.mf)、マニフェストファイルに対する電子署名データ等が格納された認証用ファイル(.cert)等、OVFに関連した各種リソースがtar形式にてアーカイブされた単一のファイル(.ova)として規定されている(一部のリソースはオプション扱いとなる)。

Mac OS X環境では、米EMC傘下のVMwareによるO2V(OVF to VMX)/V2O(VMX to OVF)コンバートツール(コマンドラインユーティリティ)「VMware OVF Tool」の他、Oracleによるマルチプラットフォーム対応のオープンソース仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox(旧Sun VirtualBox)」が、米国時間2010年12月22日付にてリリースされたVer.4.0以降においてサポートしている(必要に応じて「OVF 0.9」形式での書き出し、或いはマニフェストファイル添付の有無を指定可能。尚、OVF自体は、米国時間2009年4月8日付にてリリースされたVer.2.2よりサポートされている)。

「VMware OVF Tool」では、ターゲットロケータにおいて拡張子「.ova」を付したファイル名 (xxx.ova)までを指定する事により、任意のVMware仮想マシンを「OVA」パッケージとしてエクスポートする事が可能となっている。

「VirtualBox」では、インポート、エクスポート共にウィザードを通じたGUIによる制御に対応しており、何れのプロセスも「File(ファイル)」メニューから呼び出して利用する形となる(「File(ファイル)」>「Export Appliance...(仮想アプライアンスのエクスポート...)」)。また、OVAの他にも、セパレート書き出しの非アーカイブ形式(.ovf)を選択する事も可能となっているが、デフォルト値はOVAに定められている。

※「OVA」パッケージは通常、tar形式にてアーカイブされているため、Mac OS X環境においてはシステム標準の「Archive Utility(アーカイブユーティリティ、/System/Library/CoreServices/Archive Utility.app)」にて展開する事により、内包されている各種のOVFリソースを確認する事が可能。尚、「VMware OVF Tool」「VirtualBox」を用いて同パッケージからインポートする場合には、アーカイブファイル(.ova)を展開する事なく、アーカイブ状態のままで指定する事が可能となっている。

posted by Flipper at 00:11 | 【O】