【開発・提供】Parallels(日本市場:プロトン)
【関連Link】
- Mac OS Xベースの仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」〜「Parallels Desktop 3.0 for Mac」における「Undo Disks(ディスクを元に戻す)」〜
- Mac OS Xベースの仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」〜「Snapshots(スナップショット)」の管理全般を司る「Snapshot Manager」〜
- Mac OS Xベースの仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」〜「Parallels Desktop 3.0 for Mac」における「Snapshots(スナップショット)」〜
- Parallels Desktop for Mac
Created Date:07/05/29
Modified Date:08/02/22
Modified Date:08/02/22

↑「Mac OS X 10.5.1」+「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 5582」+「Windows XP Home Edition Service Pack 2」(クリックで拡大)
【解説】
米Parallels(旧SWsoft)より開発、提供等が行われているMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア。特権モード(カーネルモード)における各種命令をハードウェアレベルにてハンドリング可能とする「Intel VT-x(Intel Virtualization Technology for IA-32 Processors)」のサポート等により、各種ゲストOSの高速な動作を実現している。
「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS」〜「Parallels Desktop for Mac 2.1」
米国時間2006年4月6日(Apple純正デュアルブート支援ツール「Boot Camp 1.0 Beta」リリースの翌日)に最初のBeta版が「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS」との呼称の下にリリースされる。その後、同リリースを含めて6度のBeta、2度のRelease Candidateを経た後、米国時間2006年6月15日に正式版がリリースされる事となる。尚、Release Candidate 1のタイミングで「Parallels Workstation for Mac OS」から「Parallels Desktop for Mac」へと名称変更が行われており、最終的にBetaプログラムには75ヶ国から10万人以上のテスタが参与する等、当時から「IntelベースMacintoshが齎す最大の福音」として大きな期待を集めるに至っていた。尚、名称変更に際しては「Macらしさを追求するためWindows-centric(Windows中心的)な「Parallels Workstation」という名称を改め「Parallels Desktop for Mac」を正式名称とする事に決めた」とのコメントが発せられている。
「Parallels Desktop for Mac 2.2」(「Beta 1 Build 1862」〜「Build 1970」)
その後、2006年10月中旬には2度目のメジャーリリースに相当する「Parallels Desktop for Mac 2.2 Build 1940」がリリースされ、ホストOSとしての「Mac OS X 10.5 Leopard」、ゲストOSとしての「Windows Vista」(当時は何れもプレリリースビルド)に対応した他、「PAE(Physical Address Extension)」モードのフルサポート等を実現。翌月リリースされた「Parallels Desktop for Mac 2.2 Build 1970」では「Windows Vista」「Windows XP」におけるインストールプロセスを自動化する「Installation Assistant」、或いは「Shared Networking(共有ネットワーク)」モード等が実装され、更なる完成度向上等が示される事となる。「Parallels Desktop for Mac 2.5」(「Beta 1 Build 3036」〜「Build 3224」)
2006年12月上旬よりテストリリースが開始された当ブランチは、「Beta 1 Build 3036」において以下のような大幅な機能強化が施される事となる(主要項目抜粋)。- 「Boot Camp」支援によってインストールされた「Windows Vista(プレリリースビルド)」「Windows XP」をゲストOSとして利用可能に
- メインウインドウリサイズ時におけるスクリーン解像度の自動調整
- Mac OS Xアプリケーションであるかの如くに仮想マシンにおけるWindowsアプリケーション等をハンドリング可能とする「Coherence」モード
- Physical Windows PC(実機)、或いは「VMware(.vmdk)」「Virtual PC(.vhd)」ディスクイメージからParallels仮想マシンへの変換を可能とする「Parallels Transporter」の実装
「Parallels Desktop 3.0 for Mac」(「Build 4124」〜「Build 4560」)
「WWDC 2007」を目前に控えた米国時間2007年5月31日に概要等が発表されたメジャーアップグレード相当の「Parallels Desktop 3.0 for Mac」。同6月7日に正式リリースを迎えた「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 4124」では、50種以上の新機能、100項目以上の修正等、大幅な機能強化が含まれるとされる主な変更点として以下の項目等が示されている(主要項目抜粋)。- Mac OS X、Windows間において、任意のファイルに既定のアプリケーションを関連付可能な「Parallels SmartSelect」を追加。異種オペレーティングシステム間におけるシームレスなユーザエクスペリエンスを実現
- 仮想マシン内の各種リソースに対するオフラインアクセス(仮想マシン未起動状態におけるアクセス)を実現可能な「Paralles Explorer」(「.vmdk(VMware)」「.vhd(Virtual PC)」形式等の仮想HDDファイルもハンドリング可能)
- 「OpenGL」「DirectX」のサポート等、ハードウェアアクセラレーションの実現によるグラフィックスパフォーマンスの強化。3Dグラフィックスを利用するアプリケーション等が仮想マシンにおいてネイティブ動作可能に
- 「Shared Folder」、及びユーザインターフェイスにおける機能強化等を包含する「Coherence 2.0」
- Mac OS X、Linux間におけるシームレス、且つインタラクティブな操作環境を実現する「Linux Tools」の追加
- 隔離性等のセキュリティレベルを制御可能な「Security Manager」
- USB接続を行うデバイスのオペレーティングシステムを任意に選択可能とする「USB Connection Assistant」
- 仮想マシンを読み出し専用とし、トラブル発生時には容易、且つ迅速に仮想マシンをクリーンな環境に復元可能な「Undo Disks」
- 任意の状態に保存した仮想マシンを任意のタイミングに復元可能な「Snapshots(スナップショット)」(「Snapshot Manager」によるマネジメント)
- 「Boot Camp」支援によってインストールされた「Windows Vista」をゲストOSとして利用可能に
「Parallels Desktop 3.0 for Mac」(「Beta 1 Build 5060」〜「Build 5160」)
米国時間2007年8月1日よりテストリリースが開始された当ブランチでは、約1ヵ月半の期間に2度のBeta、2度のRelease Candidateを経た後、同9月11日付にてアップデート正式版に相当する「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 5160」がリリースされる事となる。アップデートとの位置付けながら、多数の機能強化が施された当ブランチにおける主な特徴として以下の項目等が示されている(主要項目抜粋)。- 「Coherence」モードにおける更なる機能強化「Coherence 3.0」。Windowsアプリケーション(ウインドウ)に対してMac OS Xアプリケーション(ウインドウ)と同様のドロップシャドウを付加しつつ、「Expose」使用時における各ウインドウがMac OS Xウインドウと同様に個別動作可能に。半透明ウインドウの表示等もサポート
- 「Coherence」モード利用時に、最小化したウィンドウがMac OS X(ホストOS)「Dock」内に格納可能に
- メモリマネジメントの改善。複数仮想マシン稼動時に合計4GB以上のRAM領域を利用可能に
- 単一の仮想マシンに対して割当可能な最大RAM容量が1.5GB→2GBに増加
- ユーザプロファイルの共有を実現する「Shared Profile Tool(Shared User Profile)」の実装。Mac OS X(ホストOS)サイドの「Desktop」「Documents」「Pictures」「Music」各フォルダをWindows(ゲストOS)サイドの「Desktop」「My Documents」「My Pictures」「My Music」として利用可能に
- 「Recycle Bin(Trash Bin、ゴミ箱)」の統合。Windows(ゲストOS)からMac OS X(ホストOS)サイドの「Recycle Bin」にファイル等の各種リソースをドラッグアンドドロップ可能に(Mac OS Xサイドの「ゴミ箱」にドラッグアンドドロップしたファイルはWindowsサイドの「ごみ箱」に移動)
- バーチャルキーボードサポートの改善。Mac OS X(ホストOS)「Dock」内の「Parallels Desktop」アイコンにおけるコンテキストメニューを通じて、様々なキーコンビネーションをゲストOS(Windows etc...)に対して送信可能に(「Ctrl」+「Alt」+「Delet」、「Ctrl」+「Break」等)
- Apple「iPhone」サポートの追加。ゲストOS内のWindows版「iTunes」を利用した「iPhone」との各種データ同期、ソフトウェアアップデート等をサポート
- 「Parallels Transporter 3.0 for GNU/Linux」を使用してPhysical Linux PC(実機)、及びLinux仮想マシン(「.vmdk(VMwaare)」「.vhd(Virtual PC)」etc...)からマイグレーション可能に
- 仮想HDDブラウジング時におけるデフォルトアプリケーションとして「Parallels Mounter」を採用
- 「Build 4560」より再実装されている「Parallels Image Tool」において、「Snapshots」を利用可能な仮想マシン用ディスクイメージに対する完全なる互換性を実現(Plain(プレーン) →Expanding(拡張)、Expanding→Plain等、仮想マシン用ディスクイメージフォーマットを変換可能 etc...)
「Parallels Desktop 3.0 for Mac」(「Beta 1 Build 5540」〜「Build 5584」)
米国時間2007年10月29日よりテストリリースが開始された当ブランチでは、約1ヵ月半の期間に2度のBeta、1度のRelease Candidateを経た後、同12月5日付にてアップデート正式版に相当する「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 5582」がリリースされる事となる。「Mac OS X 10.5 Leopard(ホストOS)」に対する互換性改善等を主目的とした当ブランチにおける主な特徴として以下の項目等が示されている(主要項目抜粋)。- 「Mac OS X 10.5 Leopard(ホストOS)」に対する種々の互換性改善(「Spaces」との統合、既知の不具合改善 etc...)
- アンインストール時に「Shared Applications」「Parallels SmartSelect」によるアプリケーションの関連付けを解除すべくした「Remove SmartSelect file associations」オプションを追加
- Virtualizationエンジン(仮想化エンジン)に関する改善。「SMBios(System Management BIOS)」をサポート
- 「Shared Networking」に対する「Port Forwarding」のサポート
- 仮想マシンにおいて2つの仮想CD/DVDドライブを利用可能に
- 「Parallels Transporter」における機能強化。「Boot Camp」支援によって作成されたパーティション(Windows)から「Parallels Virtual Disks(「.hdd」、仮想HDD)」にマイグレーション可能に