2008年03月03日

ZFS

【正式名称】Zettabyte File System
【属性】File System
【開発・提供】OpenSolaris Project
【関連Link】
Created Date:08/03/03
Modified Date:
【解説】
Sun Microsystems支援のOpenSolaris Projectにより開発等が行われている128bitファイルシステム。「UFS(Unix File System)」後継の次世代ファイルシステムとして位置付けられ、「CDDL 1.0(Common Development and Distribution License 1.0)」の下にソースコードが公開されている。「OpenSolaris」「Solaris 10」等における採用実績を有している他、2007年4月上旬には「FreeBSD」に対する移植完了も発表されいる。

フォールトトレラントのコンセプトに追従した耐障害性、データ保護を司る諸機能の実装等による信頼性や可用性、或いは保守性等に関するアドバンテージを有している他、主な特徴として以下の項目等が示されている。
  • 128bitアドレッシングによる広大なディスクリソースの管理(小容量ファイルの効率的な処理、保管等を実現)
  • タスクの自動化によるファイルシステム管理の簡素化や、ファイルシステム間におけるリソース共有等が齎す稼働率の向上(ファイルシステムのダウンタイムを短縮)
  • 全データに64bitのチェックサムを付加する事によって保存データの不整合を未然に防止すると共に、エラー発生時におけるデータの自動復旧等もサポート(データの保全性向上)
  • ホットスペア(ホットスタンバイ)によるコンピュータシステムの多重化等を実現可能とする「Hot Spares for ZFS Storage Pool Devices」の実装
  • 複数のディスク装置から構成される「Storage Pool(ストレージプール)」と称される仮想化の概念を有する事による論理的なボリューム管理を実現(ドライブを追加する事により容易にファイルシステムを拡張可能に)
  • 目的データへのアクセスの高速化
  • アクティブなZFS領域のクローン、及び置換等をストレージユーザに許容する「ZFS Clone Promotion」(Branching Snapshot)
  • 全てのDescendentファイルシステムに対する再帰的なスナップショットの自動生成を可能とする「Recursive Snapshots」(ファイルシステムにおける任意のステータスをスナップショットとして保存可能)
  • 「RAID 6」に相当する拡張されたデータ保護機能をストレージユーザに提供する「Double Parity RAIDZ」の実装
※128bitファイルシステムが扱えるアドレス空間では、2^128の数値を管理する事が可能となっている(「2^128=3.40282367*10^38」のアドレス空間の管理を実現している)。

Mac OS Xにおけるサポート関連では、AppleオープンソースポータルMac OS forge内ZFS Porting Projectにおいて「Mac OS X 10.5 Leopard」への実装を実現すべくした移植作業等が行われている他、ADC(Apple Developer Connection)を通じて各種成果物(「ZFS Beta Seed」等)のシード等も行われている(2007年10月上旬にはRead/Write機能等を実装したプレリリースビルド「ZFS Read/Write Developer Preview 1.1 for Leopard(ZFS on Mac OS X Preview 1.1)」のシードも行われている)。
タグ:zfs
posted by Flipper at 22:25 | TrackBack(0) | 【Z】
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/88142189

この記事へのトラックバック