2008年06月02日

VMware vCenter Converter【ヴイエムウェアヴイセンターコンバータ】

【名称変遷】「VMware Converter」>「VMware vCenter Converter」
【種別】アプリケーション(仮想マシンコンバータ/マイグレーションツール)
【開発・提供】VMware(ヴイエムウェア)
【対応プラットフォーム】Windows/Linux
【公式サイト】
Created Date: 08/06/02
Modified Date: 09/05/10
【解説】
米Dell TechnologiesグループのVMwareより開発、提供等が行われている、Windows/Linuxベースの仮想マシンコンバータ(マイグレーションツール)。P2V(Physical to Virtual)マイグレーションツール「VMware P2V Assistant」、V2V(Virtual to Virtual)仮想マシンコンバータ「VMware Virtual Machine Importer」が統合され「VMware Converter」としてリブランドされた後、2008年12月上旬に実施された製品ラインアップの見直し等に伴い、装いも新たに「VMware vCenter Converter」として再びリブランドされている。

Physical PC(物理マシン)に構築されたWindows、Linux環境をVMware仮想マシンとしてマイグレート可能とする他、Parallels、Microsoft等によるサードパーティ仮想マシン、或いはSymantec(「Symantec Backup Exec System Recovery(旧Symantec LiveState Recovery)」「Norton Save & Restore」「Norton Ghost」等)、Acronis、StorageCraft Technology等によるイメージフォーマット等をVMware仮想マシン(仮想ディスク(.vmdk))にコンバート可能としている。また、「VMware ESX」「VMware vCenter Server(旧VMware VirtualCenter)」「VMware Data Recovery(旧VMware Consolidated Backup)」「VMware Server」「VMware Workstation」等、各種VMwareプラットフォーム間における仮想マシンの変換等もサポートしている。

製品ラインアップには「VMware vCenter Server」のサポートに含まれる「integrated」、及び単体入手可能な「Standalone」がラインアップされており、一部LinuxディストリビューションをソースとしたP2Vマイグレーションは「Standalone」においてのみ利用可能となっている。

また、セクタベースのコピーにより、クローン作成、コンバート時のパフォーマンス向上等も実現している他、マネジメントコンソールを用いて複数のプロセスを同時にキューアップして監視する事等が可能となっており、マイグレート時にはディスクオプションとしてスパースイメージ(必要に応じてディスクスペースを確保)、或いはプリアロケートイメージ(仮想ディスク作成時に全てのディスクスペースを確保)の何れかを任意に選択可能となっている。

VMware Converter 3.0(「3.0 Build 39557」〜「3.0.3 Build 89816」)

米国時間2007年1月29日付にてリリースされた「3.0 Build 39557」では、ソースコンピュータのダウンタイムや再起動を伴わずして、リモート、或いはローカルの物理マシンをP2Vマイグレート可能とするホットクローニング、1度の設定で複数のサーバ環境を移行可能とする自動処理、及びMicrosoftによる仮想マシンストレージフォーマットに対する対応等が行われている。当バージョンは種々のメンテナンス等を中心としてVer. 3.0.3(米国時間2008年5月6日リリース)までリリースされる事となる。

VMware vCenter Converter 4.0(「Beta 1 Build 122441」〜「Build 146302」)

米国時間2008年10月17日よりテストリリースが開始されたアップグレード相当の当ブランチでは、約4ヶ月の期間に1度のBetaを経た後、翌2009年2月12日(米国時間)付にてGA版に相当する「VMware vCenter Converter Standalone 4.0 Build 146302」がリリースされる事となる。当版における主な特徴として、以下の項目等が示されている(主要項目抜粋)。
  • 一部Linuxディストリビューション(RHEL(Red Hat Enterprise Linux)、SUSE、Ubuntu)をソースとした P2Vマイグレーションをサポート
  • Microsoftによるサーバオペレーティングシステム「Windows Server 2008」をソースとしたP2Vマイグレーションをサポート
  • P2Vマイグレーションプロセス中にソースマシンに生じた変更を、デスティネーション仮想マシンに再現可能とするインクリメンタルホットクローニングに対応
  • サポート対象となるサードパーティイメージフォーマットを追加(Parallels Desktop仮想マシン、或いはSymantec、Acronis、StorageCraft Technology各ベンダによるイメージフォーマット等をコンバート可能に)
  • ソースマシンのオートマチックシャットダウン、デスティネーション仮想マシンのオートマチックスタートアップ、及びシャットダウン等、各種ワークフローオートメーションの強化
  • CPU、メモリ、ディスクコントローラタイプ等、デスティネーション仮想マシンの構成を設定可能に
尚、「VMware vCenter Converter」は「Boot Camp」パーティションにインストールされたWindowsをMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」等で利用可能な仮想マシンとしてマイグレートする事も可能だが、「VMware Fusion 2.0」以降に統合されている「VMware Importer」においても同様の機能性がサポートされている。

タグ:VMware
posted by Flipper at 15:56 | 【V】