2008年06月02日

VMware Converter【ヴイエムウェアコンバータ】

【属性】Application(仮想マシンコンバータ、マイグレーションツール)
【開発・提供】VMware(ヴイエムウェア)
【公式サイト】
Created Date:08/06/02
Modified Date:
【解説】
米EMC傘下のVMwareより開発、提供等が行われている仮想マシンコンバータ(マイグレーションツール)。P2V(Physical to Virtual)マイグレーションツール「VMware P2V Assistant」、及びV2V(Virtual to Virtual)仮想マシンコンバータ「VMware Virtual Machine Importer」が統合され、「VMware Converter」としてリブランドされている。

Physical PC(物理マシン)に構築されたWindows環境をVMware仮想マシンにマイグレート可能とする他、「Microsoft Virtual Server」「Microsoft Virtual PC」等のサードパーティ仮想マシン、或いは「Symantec Backup Exec System Recovery(旧Symantec LiveState Recovery)」「Norton Save & Restore」「Norton Ghost」等のバックアップイメージをVMware仮想マシン(仮想ディスクイメージ(.vmdk))に変換可能としている(「Import Wizard」を使用したホットクローニングにより、ソースコンピュータのダウンタイムや再起動を伴わずしてリモート、ローカルの物理マシンをマイグレート可能)。また、「VMware ESX Server」「VMware VirtualCenter」「VCB(VMware Consolidated Backup)」「VMware Server」「VMware Workstation」等、各種VMwareプラットフォーム間における仮想マシン変換等もサポートしている。

製品ラインアップには「Enterprise Edition」「Starter Edition」が用意されており、「VCMS(VMware VirtualCenter Management Server)」のサブスクリプションユーザを対象として提供されている「Enterprise Edition」では、複数のP2V、V2Vの同時実行等が可能となっている。一方の「Starter Edition」では同時変換可能なソースマシンが1台に限定されている等、一部に機能制限が設けられているものの、無償にて利用可能となっている。

また、セクタベースのコピーにより、クローン作成、変換時のパフォーマンス向上等も実現している他、マネジメントコンソールを用いて複数プロセスを同時にキューアップして監視する事等が可能となっており、マイグレート時にはディスクオプション(VM Options)として「Allow virtual disk files to grow」(スパースイメージ。必要に応じてディスクスペースを確保)、或いは「Allocate all disk space now for better performance」(仮想ディスク作成時に全てのディスクスペースを確保)を任意に選択可能となっている。

尚、「VMware Converter」は「Boot Camp」パーティションにインストールされたWindowsをMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」等で利用可能な仮想マシンとしてマイグレートする事も可能だが、現在開発過程にある「VMware Importer」が正式版において同様の機能をサポート予定となっている(「VMware Importer」の正式版は「VMware Fusion 2.0」に統合予定)。
posted by Flipper at 15:56 | 【V】