Mail【メール】

Appleによるメールクライアント「Mail」について解説。

【種別】アプリケーション(メールクライアント)
【開発・提供】Apple(Apple Japan)
【対象プラットフォーム】Mac OS X
Created Date: 05/12/06
Modified Date: 07/12/26
【解説】
Mac OS Xの前身でもある「NeXTSTEP」時代から標準装備されている、Apple純正メールクライアント。識別性を考慮して「Apple Mail」「Maill.app」と表記される事もある。オンラインサービス「.Mac」に特化した仕様となっているが、「POP3(Post Office Protocol 3)」「APOP(Authentified Post Office Protocol)」「SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)」「IMAP(Internet Message Access Protocol)」等の主要プロトコルも一通りサポートしている。ベイジアンフィルタ(学習型のスパムフィルタ)とルール(条件指定)に基づくフィルタリングを組み合わせる事により、スパムに対する柔軟な対応も可能。デジタル署名や「S/MIME(Secure Multipurpose Internet Mail Extensions)」による暗号化等、多様な機能をバランス良く装備している。

尚、HTMLメールのレンダリングには、Apple純正Webブラウザ「Safari」にも実装されている「WebCore」を採用。高速、且つ正確な表示を可能としている。

Mail 2.0

「Mac OS X 10.4 Tiger」より「Mail 2.0」としてアップグレードを果たす。「Spotlight」と連動したメタデータを含む検索機能は、永続的な検索結果をメールボックスに反映可能とする「スマートメールボックス」を提供し、メールクライアントにおける新たな「ルール、フィルタリング機能」の在り方として注目されている。尚、「Spotlight」との連動に伴い、従来までの「1メールボックス1ファイル」仕様が「1メール1ファイル」に変更されている。

Mail 3.0

「Mac OS X 10.5 Leopard」に伴われる形にてアップグレードを果たした「Mail 3.0」では、30種類以上のHTMLベースのステーショナリテンプレートがバンドルされた他(オリジナルテンプレートも作成可能)、「Notes(メモ)」「To Do」「RSSリーダ」等の諸機能を実装。従来までのメールクライアントとしての枠組みを超えた、パーソナライズされたステーショナリとしての側面が示される事となる。

尚、「Mail 3.0」におけるRSSフィードは「Safari」と共有されるため、何れにおいても最新フィードリストを参照可能。また、作成した「To Do」アイテムは、オリジナルのE-Mail、或いは「Notes」にリンクされ、「iCal」にて自動表示可能となっている(更新内容も反映可能)。