CrossOver Chromium【クロスオーバークロム】

【属性】Application(Windows互換レイヤ/Webブラウザ)
【開発・提供】CodeWeavers(ネットジャパン)
【対応プラットフォーム】Mac OS X/Linux
【公式サイト】
Created Date: 08/11/16
Modified Date:
【解説】
米CodeWeaversより開発、提供等が行われているMac OS X/LinuxベースのWindows互換レイヤ。同社が支援するオープンソースのWin32 API実行環境「Wine(WINE Is Not an Emulator)」をベースとしている。

オープンソースWebブラウザ「Chromium」のWindowsバイナリをMac OS X/Linux環境にて利用可能とすべくしたテクノロジプレビューとして位置付けられており、同パッケージを利用する事により、Mac OS X/Linux環境にて「Google Chrome」相当のWebブラウザを体現可能となる(その他のラインアップ(「CrossOver Mac」等)と同様、Mac OS X/LinuxにWin32 API互換レイヤを追加する事により、Windows OSを伴わずして実行可能としている)。

「Chromium」の利用に特化しているため、新たなアプリケーションのインストール、及びボトル管理等を行う事はできず、CPUエミュレータとしての機能を備えていないため、PowerPCベースMacintoshは未サポートとなる。米国時間2008年9月15日付にて「Wine 1.1.4」をコードベースとした「CrossOver Chromium 0.9(7.1.1)」がリリースされる事となり、日本市場においては、ネットジャパンを通じて2008年10月30日より配布等が開始されている。

ネットジャパンから提供されているバイナリには日本語リソースが包含される等、日本語環境での利用に適した調整等が施されており、2008年11月現在、オリジナルと同一バージョンが配布されている(コードベースには「Wine 1.1.5」が採用され、同社からはMac OS X版のみが提供されている)。

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