mdimport【エムディーインポート】

Mac OS Xのインデックス管理プロセス、オペレーティングシステムコンポーネント「mdimport」について解説。

【種別】プロセス、コマンド
【開発・提供】Apple(Apple Japan)
【対象プラットフォーム】Mac OS X
Created Date: 06/01/12
Modified Date:
【解説】
「Mac OS X 10.4 Tiger」より新たに実装されたメタデータ検索「Spotlight」において、核となるインデックスファイルの作成、及び更新等を司るプロセス。デフォルトでは常駐プロセスの一つとしてMac OS Xのバックグラウンドにて稼動しており、適宜インデックスの更新等を行っている。尚、
  • /etc/hostconfig(/etc/という不可視フォルダにあるhostconfigというファイル)
中に記述されている「SPOTLIGHT=-YES-」という行を「SPOTLIGHT=-NO-」と変更する事により、プロセス自体の起動を無効にする事も可能(要再起動)。しかしながら、これによりSpotlight自体も機能しなくなるので充分に見極めてから実行されたし。

もう一つ「Terminal(ターミナル、/Aplication/Utilities/Terminal.app)」コマンドの一つとしての「mdimport」もある。こちらは任意のフォルダやファイルに対するインデックスファイルの管理を、ユーザ主導のタイミングにて実行させる事が可能。同コマンドにおける主なオプションは以下の通り。

sudo mdimport -f /フォルダ名

(不可視属性等)インデックス作成の対象として除外設定されているフォルダやファイルに対して、強制的にインデックス作成を行わせる

mdimport -L

インストールされた(使用可能な)Plug-Inファイルのリストを表示

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