Google Chrome【グーグルクローム】

【属性】アプリケーション(Webブラウザ)
【開発・提供】Google(グーグル)
【対応プラットフォーム】Windows
【公式サイト】
Created Date: 09/08/01
Modified Date:
【解説】
米Googleより開発、提供等が行われているWindowsベースのWebブラウザ。米Appleを中心として開発等が行われているアプリケーションフレームワーク(ブラウザーコンポーネント)「WebKit」を実装(JavaScriptエンジン(スクリプトインタプリタ)には独自の「V8 Assembler」を実装)する他、各タブ毎に独立したサンドボックスとして個別のプロセスが生成されるマルチプロセスアーキテクチャが採用されている(同アーキテクチャの採用は、個別タブのクラッシュやメモリーリークの影響が別のタブに及ぶ事を防止する等、安定性、及びセキュリティーレベルの向上等に貢献している)。

オープンソースプロジェクト「Chromium」をベースとしてGoogleがカスタムビルドを行ったソフトウェアが「Google Chrome」に相当し、開発作業は「Stable(安定版)」「Beta」「Dev」3種のチャンネルにて行われている。「Chromium」は「Google Chrome」のソースコードを開示したプロジェクトに相当し、Google自身のコードには修正BSDライセンスが、その他のソフトウェアコンポーネントにはソースコードによって異なるライセンスが各々適用されている(「Google Chrome」には独自のライセンスが付されており、それ自体のソースコードは公開されていない)。

米国時間2008年9月2日付にて初のテストリリースとなる「Google Chrome 0.2.149.27」がPublic Betaとしてリリースされた後、同12月12日付にてGA版に相当する「Google Chrome 1.0.154.36」がリリースされる事となる。その後、翌2009年5月21日(米国時間)付にてリリースされたアップグレード相当の「Google Chrome 2.0.172.28」では、フォームのオートフィル、フルスクリーンモード、及びディスプレイイメージ全体をスケーリング(ズームイン/ズームアウト)可能なフルページズーム等が新たに実装された他、「WebKit」「V8」のアップデートに伴うページレンダリング、JavaScriptパフォーマンスの更なる向上等が行われる事となり、当バージョンは2009年8月現在、メンテナンスアップデートを中心としてVer.2.0.172.39までリリースされている(当該時点において「WebKit 530.5」「V8 1.1.10.14」「Google Gears 0.5.25.0」等を各々実装)。

2009年8月現在、Mac OS X/Linux版は何れも開発過程にあり、米国時間2009年6月4日よりDevチャンネルを通じてプレリリースビルドが公開されている。

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