【開発・提供】VMware(ヴイエムウェア)
【対応プラットフォーム】Mac OS X/Windows/Linux etc...
Created Date: 10/04/20
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↑「VMware Tools」におけるインストールウィザード(クリックで拡大)
【解説】
米EMC傘下のVMwareより開発、提供等が行われているドライバソフトウェア(ゲストOS拡張機能)。VMware仮想マシン上で動作する各種ゲストOSに種々の機能拡張等を齎すべくして提供されており、同社による各種仮想化ソフトウェア(「VMware Server」「VMware Workstation」「VMware Fusion」等)に同梱される形にて提供されている。「VMware Workstation」においては米国時間2009年10月26日付にてリリースされたVer.7.0より、最新のツールセットを必要に応じてダウンロード、インストール可能なオンデマンドダウンロードにも対応している。
Mac OS X Server、及びWindows(何れもゲストOS)を対象としたインストールプロセスはアシスタント(ウィザード)によるGUIに対応しているが、LinuxゲストOSに対してインストールする際には、マウントされたイメージファイルに包含されるtarボール(VMwareTools-xx-xx.tar.gz)を展開した後に、コマンドラインを通じてインストールスクリプト(~/vmware-tools-distrib/vmware- install.pl)を実行する必要がある(要管理者権限)。
また、Linux(ゲストOS)を対象としたカーネルモジュール、及びユーザスペース上で動作するプログラム等、ツールの一部はオープンソースプロジェクト「Open Virtual Machine Tools Project」においてソースコードが公開されており(open-vm-tools)、サードパーティベンダ等は自らの仮想アプライアンスにツールをプリインストールした状態にて配布する事等も可能となっている。ライセンスには主としてGPLv2(GNU General Public License Version 2)等が適用されている(バイナリパッケージは提供されていないため、利用時には必要に応じてセフルコンパイルが必要となる)。