VMware Workstation【ヴイエムウェアワークステーション】

【属性】アプリケーション（デスクトップ仮想化ソフトウェア）
【開発・提供】VMware（ヴイエムウェア）
【対応プラットフォーム】Windows/Linux
【公式サイト】

• VMware Workstation: Run Multiple OS Including Linux & Windows7, on Virtual Machines

Created Date: 10/06/13
Modified Date:

【解説】
米EMC傘下のVMwareより開発、提供等が行われている Windows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア。カーネルモード（特権モード、スーパバイザモード、マスタモード）における各種命令をハードウェアレベルにてハンドリング可能なCPU仮想化支援「Intel VT-x（Intel Virtualization Technology）」をサポートする他、仮想マシンにおいて最大8コア（8way）の「Virtual SMP（Virtual Symmetric Multiprocessing、仮想対称型マルチプロセッシング）」に対応している。また、総じて「Unity（ユニティ）」と称される諸機能の実装等により、ホストOS、ゲストOS間におけるシームレスな連携等を実現している他、豊富な仮想アプライアンス（Virtual Appliance Marketplace）や各種VMwareラインアップとの互換性等、仮想化ソリューションにおけるリーディングベンダならではの種々のメリットも特徴の一つとして挙げられる。日本市場においては、Networld（ネットワールド）等の認定ディストリビュータ等を通じて販売、サポート等が行われている。

VMware社が最初に製品化したソフトウェアでもあり、単に「VMware」と称した場合には社名やブランド名の他にも、このソフトウェアを指し示すケースもある。また、仮想マシンの作成、実行、管理等、基本機能の一部はデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Player」として抽出されており、同仮想化ソフトウェアはフリーウェアとして提供されている（スナップショット関連機能、及び操作の記録、再生機能等は「VMware Workstation」においてのみ利用可能）。「VMware ACE」を含めた3種のソフトウェアは通常、同一のビルド番号にて同時にリリースされる事となる。