VMware Player【ヴイエムウェアプレーヤ】

【属性】アプリケーション(デスクトップ仮想化ソフトウェア)
【開発・提供】VMware(ヴイエムウェア)
【対応プラットフォーム】Windows/Linux
【公式サイト】
Created Date: 10/08/03
Modified Date:
【解説】
米EMC傘下のVMwareより開発、提供等が行われているWindows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア。VMware社が最初に製品化したソフトウェアとしても知られる上位ライン「VMware Workstation」から仮想マシンの作成、実行、管理等、基本機能の一部を抽出した形にて提供されており、「VMware Player」自身はフリーウェアとして提供されている(スナップショット関連機能、及び操作の記録、再生機能等は「VMware Workstation」においてのみ利用可能)。「VMware ACE」を含めた3種のソフトウェアは通常、同一のビルド番号にて同時にリリースされる事となる。

「VMware Workstation」と同様に、カーネルモード(特権モード、スーパバイザモード、マスターモード)における各種命令をハードウェアレベルにてハンドリング可能なCPU仮想化支援「Intel VT-x(Intel Virtualization Technology)」をサポートする他、仮想マシンにおいて最大8コア(8way)の「Virtual SMP(Virtual Symmetric Multiprocessing、仮想対称型マルチプロセッシング)」に対応している。また、総じて「Unity(ユニティ)」と称される諸機能の実装等により、ホストOS、ゲストOS間におけるシームレスな連携等を実現している他、豊富な仮想アプライアンス(Virtual Appliance Marketplace)や各種VMwareラインアップとの互換性等、仮想化ソリューションにおけるリーディングベンダならではの種々のメリットも特徴の一つとして挙げられる。

尚、Ver.1.0リリース当初はサポートされていなかった仮想マシンの作成やGUIコンソールを通じた仮想マシン設定の編集等は、米国時間2009年10月27日付にてリリースされた「VMware Player 3.0 Build 203739」より実行可能となっている。

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