【開発・提供】Ubuntu Foundation(Ubuntu Japanese Team)
【公式サイト】
Created Date: 12/09/04
Modified Date: 16/11/22
Modified Date: 16/11/22

↑「Ubuntu 16.10」における「Unity」シェルとグローバルメニュー(クリックで拡大)
【解説】
Canonical支援のUbuntu Foundationより開発、提供等が行われている、DebianベースのLinuxディストリビューション。6ヶ月サイクルでアップデートが行われ、バージョンナンバには、リリース時の年、月が付与される形式となっている(例えば、2009年10月にリリースされる版はVer. 9.10)。また、2年に1度、偶数年の4月には長期サポート版として「LTS(Long Term Support)」が提供され、同版ではサーバ版、デスクトップ版ともに5年のサポート期間が設けられている(デスクトップ版は、Ver. 12.04 LTS(Precise Pangolin)より、3年から5年に延長されている)。コードネームはアルファベット順に、同一のアルファベットを頭文字に持つ2つの単語の組み合わせによって成り立っている。
x86-64、Intel x86(i386)を対象プラットフォームとし、インストールCDが、そのままLive CDとして利用可能となっている。また、パッケージ管理システムには「APT(Advanced Packaging Tool)」が採用され、デフォルトのWebブラウザとして Mozilla Foundationによる「Firefox」、オフィススイートとして The Document Foundationによる「LibreOffice」がインストールされている。
デスクトップ環境には「GNOME」を採用するが、英国時間2011年4月28日付にてリリースされたVer. 11.04(Natty Narwhal)より、デフォルトのデスクトップインターフェイスが、GNOMEシェルから独自開発の「Unity(ユニティ)」シェルへと変更されている。