【開発・提供】Apple(アップルジャパン)
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Created Date:06/12/26
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【解説】Modified Date:
PowerPCベースMacintoshの起動ボリューム、或いはMacintosh全般における非起動ボリュームにて利用されるパーティション形式で「Appleパーティション方式」「Appleパーティションテーブル」等とも表記される。2番目のセクタから開始される可変長の領域で、パーティション情報を番号付リストにて保持。自身を「パーティション1」として定義し、通常63セクタ(約32KB)にて構成されている。単一のパーティションテーブルには512byteの容量中に開始位置や終了位置、ファイルシステム種別等の各種情報が記録されており、多くのパーティションを格納可能とする等の柔軟性を備える一方、Mac OSによる独自仕様に起因して互換性等に問題を抱える事となる。尚、ブートローダが格納される「パーティション0」は「Open Firmware 1.0.5」「Open Firmware 2.0.x」をサポートする機種によって使用され、Classic Mac OSにおける「パーティション2」~「パーティション8」はOSのパッチやデバイスドライバ等のために予約されている。前記に起因して、ユーザが定義したパーティションはClassic Mac OSでは「パーティション9」以降から、同OS以外(主にMac OS X)では「パーティション2」以降から利用される事となる。
各種アーキテクチャとの互換性は以下の通り。
- IntelベースMacintosh(Mac OS X)……ボリュームへのアクセス(可)、ボリュームからの起動(否)
- PowerPCベースMacintosh(Mac OS X)……ボリュームへのアクセス(可)、ボリュームからの起動(可)
- PC/AT互換機(Windows etc...)……ボリュームへのアクセス(否)、ボリュームからの起動(否)