【種別】オペレーティングシステム(デスクトップオペレーティングシステム、Linuxディストリビューション)
【開発・提供】Fedora Project
【公式サイト】
Created Date: 13/01/15
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【解説】Modified Date:
米Red Hat支援のFedora Projectより開発、提供等が行われている、Red Hat系列のLinuxディストリビューション。Ver. 6までは「Fedora Core」と称されていたが、追加パッケージを提供する「Fedora Extras」とのリポジトリの統合等に伴い、Ver. 7より現在の名称に改めてられている。また、メジャーリリース毎に付されていたコードネームは、米国時間2014年12月9日にリリースされたVer. 21より、廃止されている。
6ヶ月サイクルにてアップデートが行われ、RHEL(Red Hat Enterprise Linux)への実装を前提とした検証目的用のプラットフォームとしての位置付けがなされている。パッケージ管理システムにはRPM互換のYum(Yellowdog Updater Modified)が採用され、デスクトップ環境はGNOME、KDE、Xfce、LXDE、MATEから選択可能となっている(x86-64、Intel x86(i686)を対象としたisoイメージを提供し、インストールCDがそのままLive CDとして利用可能となっている)。
デフォルトのWebブラウザとして Mozilla Foundationによる「Firefox」、メールクライアントとして「Thunderbird」、オフィススイートとしてThe Document Foundationによる「LibreOffice」、グラフィックスソフトウェアとして「GIMP」を各々採用している(オフィススイートは、Ver. 15(Lovelock)より「OpenOffice.org」から変更)。
仮想化関連では、仮想化管理に向けた共通API「libvirt」、GUIコンソールの「virt-manager(Virtual Machine Manager、仮想マシンマネージャー)」等をデフォルトにて実装している。